こんにちは、キャリアコンサルタントの永田です。
今日はこんなお悩みに対して考えていきたいと思います。
職場でいじめにあっています。いじめている人はバイト、私は正社員です。 いじめをしているバイトは、今までずっと専業主婦だった人で、パソコン苦手、雑用嫌い、人の悪口が大好きで、その仲間と私を辞めさせたいため、悪口を言い、正社員の私に雑用を押し付けてきます。仕事は好きだし、職場の立地も良いので、気に入っていますが、そのバイトのことを考えると辞めたくなります。 この場合、どうしたら、そのバイトが私に意地悪をしなくなりますか？ 今までは無視していましたが、悪口がエスカレートしてきて職場に行きたくないです。
ーヤフー知恵袋よりー
職場での人間関係に苦しんでいるパターンですね。アシスタントのハチくんと一緒にこの問題について考えていこうと思います。
ヨロシクでありますー！
圧っていうのは、一体どういうことでありますか？？
簡単に言いますと、「自分の内側から圧力で押し返す」というイメージでしょうか。
今回のお悩みの場合ですと、正社員である立場の自分よりもアルバイトで気が強い元専業主婦の人に虐められてしまっています。
そのいじめの内容が悪口を言ったり雑用を押し付けてきたり。。なんとも幼稚な方法で陰湿な嫌がらせをしてきているわけです。
そんな時は、やっぱり外からのその「圧」に負けちゃいけないと思うのです。
立場が偉いとかどうこうという話をするつもりはないのですが、やっぱり正社員とアルバイトでは責任感に明確な違いがあります。
だとするならば、やっぱりそこの立場の違いははっきりさせておかなければ、今回のように嫌がらせにあったり舐められてしまうようなことになります。
ある程度自分の中の圧力を上げていかないと押しつぶされちゃうような気がします。
例えば、スキューバダイビングをご存知でしょうか？
実際に体験された方はわかるかと思うのですが、ウェットスーツを着て酸素ボンベをつけてどんどん海深くまで潜っていくあれですね。
海底に潜れば潜るほど、人間の体に対して水圧という負荷がどんどんかかってきます。
その時に、体内では窒素やら酸素やら、何かしらの物質が水圧に負けないように体のなかでいろんな働きをしてくれています。（詳しくはわからないですが）
そんなとき、地上と同じように体の細胞たちが動いていては、体外で起こっている環境の変化に適応できずに何か症状が出始めたりして不調をきたしてしまいます。（減圧症など）
話が逸れましたが、基本的には職場のストレスもこれと同じだと考えてもらうのが良いと思います。
職場では社外、社内、お客様、さまざまな人がいろんな価値観で動いており、その対応に日々追われながら働くわけです。
その中で、家やプライベートと同じような気持ち（圧）で過ごしていては耐えられなくなってくるわけです。
ですからこの圧を少し調整して上げてあげる必要があるのですね。
いつもの圧力が３割程度で過ごしているならば、仕事の時にはこれを５〜６割ほどに引き上げるという感じで。
具体的な数字はその人によってそれぞれ異なると思うのでなんとも言えないのですが、感覚としてはご理解いただけましたでしょうか？
会社の制服を着たら「あ、今圧力上げましたよ」みたいにスイッチが切り替えられる目安があると良いですね。
超一流野球選手ってだれでありますか。。？
みなさんたぶんご存知だと思いますが、シアトル・マリナーズで大活躍していたあのイチロー選手のことです。
彼のような一流プレーヤーでさえプレッシャーに押しつぶされそうになるところを耐えながら日々プレーしていたと言います。
彼は２０００年にMLB初の日本人野手の選手としてシアトル・マリナーズに移籍し、その後２０１９年に引退するまでの間ベースボールにおいて結果を出し続けてきました。
そして、９年連続２００安打という偉業を達成していますが、それまでに苦悩と葛藤とプレッシャーに押しつぶされそうになりながらシーズンを戦いぬいていたと言います。
並々ならぬ苦労があったことは想像できますが、彼はその様子をあまり見せることなく淡々と過ごしているように見せています。
そんな凡人では想像できないプレッシャーとどのように戦っていたのかをイメージしてみた時に、私はこのように思います。
「きっと「圧」をどんどん大きくしてそれに耐えられる自分を作り上げていったのだろうな。。」と。
彼は、MLBに移籍する前のオリックス時代。まだ入りたてのルーキーの時代のことを振り返ってこんなことも言っています。
「それまでの高校生としてやっていた野球の楽しさみたいなものがなくなって、プロで仕事としてやるようになってから”純粋な野球を楽しむ気持ち”は一切無くなった」
同じ野球というスポーツをやっているけれども、環境や状況が変わったら人の気持ちも変化していくものなのですね。
大なり小なりありますが、私たちも仕事をする以上「職場の状況」に合わせて、プライベートの自分とは違う役作りのようなものが必要ではないかと思うのです。
外からの圧力が大きければ大きいほどその人を大成させる力が働いているのもまた事実ですね。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
今日は「【対処法】職場でのいじめがつらくて会社を辞めたい。対処するための考え方と捉え方」という内容で職場のいじめに対する気持ちの持っていきかたについて考えてみました。
まとめると以下のような感じです。
・外からの圧力には自分も同じ圧で押し返すというイメージ
・職場の制服や通勤時間などで圧を上げるためのルーティーンがあると切り替えやすい
・あのイチローでさえ仕事のプレッシャーに打ち勝つのは苦労した
もし、ご自分が今の環境で社内の人間やその周辺の人たちから嫌がらせを受けていてつらい。。という状況でしたら、それに負けないように自分の圧力もあげて強気になってみてください。
もし、そんな気力すらない。。という場合はちょっと心が疲れてしまっている可能性がありますので、少し休養したほうが良いかもしれませんね。
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